フッ素樹脂コーティング(テフロン加工)のパイオニアです。表面処理で太陽電池、液晶、食品、その他の加工ニーズにお応えし、日本海側(新潟県)の発展に貢献します。
フロロコート新潟は長い実績に裏づけされたフッ素樹脂加工技術によってお客様のニーズ・対象物に最適なフッ素樹脂コーティングを提供します。
付着、接着の起こる機構の説明には多くの物理的、化学的、電気的理論があります。
フッ素樹脂、シリコーン樹脂は化学構造によって接触する相手と引き合う力が非常に弱いため付着、接着が起こりません。
難付着性(非粘着性)と言われる機能は下記ニーズも解決することができます。
フッ素樹脂の分子構造(炭素原子の周りをフッ素原子がかこんでいる)は、自由エネルギーが小さく(異種、同種材料)と接触して擦りあう時の摩擦係数が低くなります。
コーティング膜は水も油もはじき、ほとんどの液体によって濡れにくくなるために、汚れ防止になります。
フッ素樹脂の化学構造は、炭素(C)を骨格にその外周をフッ素(F)で密に覆っており、C-Fの結合エネルギーは、有機物の中では著しく大きく、またシリコーン樹脂のO(酸素)-Si(珪素)-O構造も最高の耐熱性を有することは、他の機能すなわち耐食性、固体潤滑としての性質、難付着性(非粘着性)、絶縁性との複合的な機能の表面改質として貢献しています。
絶縁性、誘電性の利用には、昔から多くの材料が使われてきました。
現代産業ではIT製品、自動車部品、航空機、センサー等における高度な品質保証の要求を満足させ、苛酷な条件下でフッ素樹脂が使われています。
米国では、耐熱、耐寒、耐環境、例えば腐蝕性、液体・ガス体・耐溶剤を必要とする通信用被覆線が普及しています。
フッ素樹脂は、F(フッ素原子)が密にならんでいる化学構造から化学的に反応しません。溶融状態のアルカリ金属(ナトリウム,カリウム,リチウム等また、高温でのフッ素ガスを除き、広範囲の温度領域において他の物質と反応しません。従って接触相手に対しても化学的反応による変質、膨潤、重量変化、変色、を起こさない樹脂です。
このことからフッ素樹脂は、多くの化学工業装置、食品に接する機器、部品、電子産業なかでも半導体・液晶・製造装置並びにメカトロニクス、エレクトロニクス分野での応用が期待されています。
フッ素樹脂と耐摩擦性樹脂などを組み合わせることにより、被膜強度を向上させ、荷重の高い摺動に対しても優れた耐摩擦性を示します。
業界別 加工事例
半導体・液晶製造分野
食品製造機械・調理器具
その他分野
問題解決 事例
ラベル・シールがくっつく悩み
加硫前ゴムがくっつく悩み
粘着剤がくっつく悩み